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コロナ後遺症発覚、発症半年後も疲労感や睡眠障害など

新型コロナウイルスの感染拡大が最初に深刻化した中国・武漢市で、感染者の約76%が、発症から半年たっても疲労感や睡眠障害など、少なくとも一つの後遺症を患っていると、中国の研究チームが発表した。後遺症が長期化する可能性を示しており、論文が9日、英医学誌ランセットに掲載された。

新型コロナ感染者は、体内からウイルスが検出されなくなった後も後遺症に苦しむケースが報告されているが、長期的な影響はわかっていない。チームは、昨年1~5月に武漢市内の病院を退院した患者1733人を対象に、発症から約半年後の体調を調べた。

 面接や6分間の歩行試験などを行った結果、疲労感や筋力低下の症状を示す人が63%と最も多く、睡眠障害が26%、不安やうつ症状も23%に上った。脱毛も22%にみられた。不安やうつ症状は女性の方が頻度が高かった。

 新型コロナ感染者の後遺症を巡っては、日本でも厚生労働省などが実態調査に乗り出している。

引用:科学・IT : ニュース : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)